インビザラインという矯正方法をまずは知ってほしい
私は、歯科医師としてインビザラインという矯正治療を早くに知ることができ、そしてインビザライン矯正の患者さんを多く診ることができていることに本当に幸せを感じています。
私はもともと、矯正という分野はとても嫌いでした。
なぜなら、自分だったらできればやりたくないから。
ギラギラのワイヤーを口の中につけて、歯磨きもしにくく、食べ物が挟まったり虫歯ができてしまったり…。
毎月歯医者に行き、ワイヤーをしめてもらってその度に痛くなることを思うと、
とてもじゃないけど自分がやられるのも嫌になってしまいます。
そんなことをいくら歯ならびがきれいになるからとはいえ自分が好き好んでやれるような治療ではありませんでした。
しかし、今私は矯正をすることが楽しくてたまらない。
それはインビザラインという矯正治療に出会えたこと、そして多くの患者さんを診れているからです。
インビザラインは、
マウスピース矯正。
マウスピース矯正にも色々な種類がありますが、絶対にインビザラインがいい。
それは、すべてデジタルだから。
マウスピースで歯ならびが本当にきれいになるの?
と半信半疑の人がたくさんいると思います。
私もそうでしたし、
こんなにインビザラインの素晴らしさを話していた母にでさえ、私の妹が現にインビザラインでキレイな歯ならびになったのを見るまで少し疑ってたそうです!
患者さんにも、不思議ですね〜本当にきれいになるのですか?と言われることもありますが、私にとってはなんでそんなに不思議なことなのかわかりません。
なぜなら、インビザラインは1つのマウスピースにつき最高0.25mm歯が動く設計になっています。
この量が1番歯に負担がかからない力の強さであり、歯の動くシミュレーションは全世界から集められた不正咬合の患者さんの症例を元に作り出されたもの。
うまくいかないわけはないのです。
ワイヤー矯正とほぼ同じ料金がかかるわけですから、効果だって同じでなければ成り立ちません。
こんなにインビザラインをおすすめしていますが、誤解してほしくないことがあります。
それはインビザラインもワイヤー矯正でも、それぞれ得意、不得意とする症例があるのです。
ですから、UNITED ORTHO DENTALではインビザラインメインの矯正で、ワイヤー
併用することだってあります。
それぞれのいいところをとって組み合わせて治療すればとても治療がシンプルにいくんですよ。
そして、インビザラインは症例数をこなした先生でないと取り扱いが難しいことが多いです。
それは、コンピュータ上で歯ならびを設計するからです。
昔ながらのワイヤー矯正のプロの先生こそインビザラインを苦手とすることもあると思います。
インビザラインは、たくさんのコツがあり、それを経験上知っていないとなかなかうまくいかないかもしれません。
私は幸い、毎日インビザラインの設計を何十症例もやり取りする環境にいるので、誇りをもってこの矯正治療をすることができています。
患者さまの歯ならびがみるみる良くなっていくことがすごく嬉しいです。