あによべ体操で口が潤う
歯並びのため、また全身の健康のために私たちが推進している口の周りの筋肉トレーニングがあります。
それが、あによべ体操。
あによべ体操は、医者の今井先生が考案した あいうべ体操を歯科的に改良したものです。
この体操を患者様にも毎日ご自宅でやっていただき、そして自分たちも毎日最低30回行っています。
それは、あによべ体操をすることにより舌位が上がり、歯にかかる余計な力を取り除くだけでなく、口呼吸を鼻呼吸に促し健康を維持できるからです。
もちろん、風邪予防にもなります!
私たちは、このあによべ体操を診療中に患者様と一緒に行うことも多く、毎日やっているととても唾液が出てくるのが実感できます。
私自身、以前は口が乾燥しやすくツバはアワアワで口を動かすのに歯が引っかかるときがありました。
それでも、自分がまさか口呼吸しているなんて思っていませんでした。
日本人の9割は口呼吸をしているといわれますが自分だけは違うと思っていたのです。
しかし、あによべ体操と寝るときの口テープを始めてから、自分が知らず知らずのうちに口呼吸をしていたことに気づきました。
朝起きたときのノドの違和感がなくなり、風邪もひきにくくなりました。
眠りが深くなり、しっかり眠れるので早起きができるようになりました。パッと目が覚めるので二度寝もしません。
そして何より、起きている時に気づくと口の中にサラサラとした唾液が満ちていることに最近は驚きと喜びを感じます。
今年度の私の目標は、毎日のあによべ体操と就寝時の口テープにより来春の花粉症の発症を止めることです。