人生に意味のあること

 私たちが目指す矯正は、”人生に意味のある”矯正です。

矯正治療は、見た目の改善だけにどうしても目が向いてしまいがちです。
見た目の改善はもちろん大事です。

しかし、そればかりに目が向いていると早く矯正治療を終わらせたいことばかり考えてしまうのです。

人生に意味のある矯正というのは、”お口の機能を高める”矯正です。
これは、これから私たちが将来生きていく上で非常に重要になることです。
そしてこのことは年を重ねるうちにその大事さがわかってきます。

口の機能が高まると、普段何気なくしている呼吸がしやすくなり発音、飲み込み、免疫が高まります。
呼吸、発音、飲み込み、免疫…。これは高齢者にとって生死に関わるとても大切な体の機能です。
これを高齢になってからいくら改善していこうとしても、長年の口の使い方の癖を変えることは容易ではありません。

現代人の歯ならびが昔と比べどんどん悪くなっていることには原因があります。
それと同時に、アレルギー、アトピー、花粉症、喘息の子供たちが増えています。
また、出っ歯、受け口、ガタガタの歯ならびになってしまうことにも原因があるのです。

どの原因も、口の周りの筋肉が弱っていること、または筋肉の使い方に間違った癖があることにより引き起こされているのです!
矯正治療を通して、まずは自分の間違った口の周りの筋肉の使い方を私たちが見つけ出し、それを改善していくこと。
そして正しい筋肉の使い方ができるように一緒に口の筋肉の働きを学び、それを訓練をすること。
それが矯正後の歯ならびの後戻りを防ぎ、その後一生の人生に大きな役割を果たすのです。