口を閉じることで

 体の不調が改善されます。

免疫力が確実にアップするので、風邪をひきにくくなり普段の体調も良くなります。

例えば、就寝中の口呼吸は意識しても自分で口を閉じることはできません。

自分は寝ているとき口は開いていないと思っていても、気づいていないだけで実は開いている人がほとんどなのです。

私自身、自分が口を開けて寝ているとは思っていませんでした。

しかし、普段から風邪をひきやすく、春には花粉症の症状がひどくありました。

ある時、医師の今井先生が「日本人の9割は口呼吸をしている。しかも、その口呼吸が体のあらゆる病気の元になっている。」と講演されていました。

私は、自分は口呼吸していないとその時も思っていましたが、その日から就寝中に口テープを貼って寝ることにしました。

すると、驚くことに体の調子が良いのです!

強制的に口が閉じられているため、鼻でしか呼吸ができません。

鼻で呼吸することにより、眠りが深くなりグッスリ眠れます。
そのため、朝の目覚めはスッキリし、朝早く起きることができます。

口から外気が入ってこないため、体のなんとなくだるい感じもなくなり1日中元気で、風邪もひかなくなりました。

何よりすごいのは、花粉症が良くなってきていることです。

口で呼吸することにより体の免疫力は下がります。
花粉症も免疫系の異常ですから、鼻で呼吸することにより改善されてきたのです。

今では、私にとって睡眠時の口テープは必需品です。

現代人は、口を動かさなくなっているので口のまわりの筋肉が衰え普段から口を開けている人が多く見受けられます。

大人が口を開けていると、子供もそれを見て成長しますから、呼吸の仕方は口でするんだ!と学ぶのです。

その結果、日本中で口呼吸のお口ポカンの子供が激増し、歯並びもガタガタです。

未来の日本社会のためにも、大人も子供も口を閉じる意識と訓練が必要なのです。