子どもの矯正について
予防矯正 といって、大人になってからワイヤー矯正(いわゆる本格矯正)にならないための矯正の予防をおこなっています。
これは、子どものうちの成長期にしかできないものです。
歯並びが悪くなる原因は、
あごが小さいことによります。
歯がきちんと生えるスペースがないため、歯並びは悪くなります。
あごが小さい子どもたちは年々急増しています。
小学校健診で300人中295人は矯正が必要と言われているぐらいです。
あごが小さい子どもたちが増えている理由は、
現代の日本社会によります。
軟か食が増え、昔から口を使わない日本人は更に口の筋肉を動かさないようになりました。
核家族化により、大きな声を出さなくても家族に声が届いたり、
携帯の普及により話す機会も少なくなりました。
この結果、口をうまく使えない子どもたちが増えてきました。
誕生日ケーキのろうそくが消せない子、
麺がすすれない子、
風船が膨らませない、
お口をポカンとあけて口呼吸している子…
口の中をみると歯はガタガタです。
だからこそ、矯正は、原因を考えた治療をしなければなりません。
今までの、歯に装置をつけ、無理やり歯を動かし歯並び噛み合わせを良くするだけでは必ず後戻りしてしまいます。
子どものうちに、出来るだけ早く、歯並びのこと、子供の健康のことをしっかり考えてあげることが大事です。