院長ご挨拶 安藤真理恵

皆さまこんにちは。
ユナイテッドオルソデンタル院長の安藤真理恵です。

私達が歯科医師として是非したかったこと

それは、矯正治療にならないための予防法を皆さまに伝えることです。
機能矯正 予防矯正は 矯正治療の中でももっとも新しい分野のひとつです。
まだあまり知られてはいませんが 正しい予防をすれば、矯正治療に至る可能性が劇的に低くなるのです。

私達は、このことを知ったとき感銘を受けました。
そして、このことは私たち歯科医師だけが知っている知識ではいけないと強く思いました。
この情報をたくさんの人に伝えて、より多くの人が矯正治療にならずに口腔機能を高め、一生健康に生きていくことができる手助けができるならなんて素晴らしいことなのでしょうか!
まさにこれが歯科医師として私がやりたかったことです。


日本では、矯正の予防や機能矯正については最近になってようやく注目され始めてきましたが、
ほとんどが予防ではなく治療です。

日本で矯正の予防があまり重要視されていないのは、歯科大学6年間の勉強でも矯正の予防についてはほとんど学ばないからだと思います。
ヨーロッパでは何十年も前から矯正治療にならないための予防治療 機能矯正がされてきました。

矯正の歴史に関しては別で述べますが、非常に複雑で 取り外し式なので 壊れることがしばしば あります。
高価な装置なので壊れて作り直しになると オーダーメイドなので金銭的にも大変です。
作り直している間にせっかく動かした歯が戻ってしまうこともあります。

最近では強度のあるシリコンなどの材料が発達し、機能矯正をすることが可能になっただけではなく
さらにこの 機能矯正装置さえ使わないで 歯並びを改善すること 口腔機能を改善することが可能になったのです。


もう一つ、なぜ、私達が矯正の予防に力を入れるかというと、それは見た目の問題だけではないからです。
私たちユナイテッドオルソデンタルの目的は、5つの口腔機能を高め人生を豊かにしていくサポートをすることです。
歯並びが悪いということは、極度な遺伝的要因を除いてほとんどが生活習慣で決まってきます。
つまり生活習慣病なのです。
子供の頃の間違った生活習慣(口呼吸、舌の癖、飲み込み方)で、歯並びは大きく変わってきます。
良くない生活習慣の結果、あごがしっかり成長しないまま歯並びが悪くなります。
そして、歯並びが悪くなった結果、虫歯、歯周病、アレルギー、アトピー、自己免疫疾患、腎臓病、膠原病などの病気を患いやすくなるのです。
すなわち、矯正治療を予防するということは、その先につながるご自身の健康にもつながります。
病気で苦しむ人はもちろん、私は歯科医師になってから虫歯や歯周病で困ってるいる方をたくさん診てきました。
しっかり歯磨きをしているのに虫歯や歯周病になってしまう方は歯並びや、間違った口の使い方をしているからかもしれません。
そうならないためには、成長期、すなわち子供の頃の予防がとにかく大事です。
この時期を逃さないように私たちは伝えていかなければなりません。

私自身、口腔外科、一般歯科診療を日々行う中、以前は矯正治療への関心があまりありませんでした。
それは、自分が患者だったら従来のワイヤーを使った矯正治療は、とても大変でストレスがかかります。
思春期では心理的な障害となってしまうことさえあります。

しかし、インビザラインは透明のマウスピースで人に気づかれずに矯正治療を可能にしました。
そして、それをも予防できる子供のマウスピース治療(T4Kや大塚式プレオルソ)はさらに機能矯正の要素がたかく
口腔機能を高めることが可能となります。

これらは まさに画期的で、自分や家族がやりたいと思える治療であり、
もし子供の頃あったならやっておけば良かった 成長期の全ての人にやってもらいたい治療です。

私達は 患者さまの歯並び、それにつながる健康を、自分がしてほしい治療でサポートしていきたいと思っています。