正しい口の使い方をする

私たちは歯の矯正治療を通して、どうしても伝えたいことがあります。

それは、”正しい口の使い方”の習得です。

人は皆、生まれてからこれまで生活してきた中で自分なりの口の使い方を覚えそれを使ってきました。

今、口を器用に使って
自分で意識せずに食事をすることもできるし、
言葉を話すこともできます。
そして生きていく上で最も重要な”呼吸”を無意識にすることができています。

しかし、そのやり方、口の使い方には人それぞれ”癖”があるのです。

実は歯並び、噛み合わせが悪くなる原因には
この口の使い方の”癖”が大きく影響しているのです。

それどころか、実際は歯並びだけでなく全身の健康にも口の使い方が重大な役割を果たしているのです。

私自身、この理屈をはじめて知り理解したとき、とても感動しこのことを多くの人に伝えたいと感じました。

正しい口の使い方。
それは誰もができていることではありません。

正しいベロの使い方、
呼吸の仕方、食べ物の食べ方、のみこみ、発音
口腔内環境、口の周りの筋肉の使い方…

これらを学ぶことはとても楽しいことであり、これから生きていく上で大きな知恵となります。

正しい口の使い方を習得してしまえば高齢になってからも元気に自分の力で生きていくことができます。